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風量測定 悩みの種


風量測定はむずかしい、これ本当です。

では、なぜか?

風量計にはいろいろな形式の物がありますが、風道の風量を測る目的では、ピトー管方式や熱線式を応用した物が一般的です。

難しさの要因として、これらの風量計には

@設置場所に制限があることです。センサーの上流側・下流側に十分に長い直管部を設けて流れを整流する必要があります。しかしながら、ほとんどのケースにおいて直管部の条件は満たされていません。この直管を確保できない場合、どれだけの測定誤差が発生するのか明確に答えられません。

A風速(風量)の測定範囲をあらかじめ決める必要があり、これを間違うと風速が遅すぎてうまく測れないなどの問題が発生します。

B測定流体にあった材質が選定されていないと腐食や破壊につながり、早期の機能停止になります。例えば強い酸性を示す流体ではセンサーはもとより繋ぎのシールに至るまでPVCなどの耐食部材で構成されなければなりません。

C常設型の風量計は常時、センサーの汚れや、測定孔の目詰まりなどが発生し、測定精度が悪化します。しかしながら、通常目視検査ができないため、メンテナンスの時期や効果が不明瞭です。










   
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